オーストラリア留学とマルタ留学を徹底比較|40代から選ぶならどっち?

マルタのバレッタ マルタ

「本当はオーストラリアに行きたかった」——それでもマルタを選んだ理由

シドニーオペラハウス

留学先を決める過程で、誰もが一度はぶつかる壁があります。

「憧れの国」と「現実的に行ける国」が、必ずしも一致しないという壁です。

私自身、本当はオーストラリアに留学したいと思っていました。渡航前にシドニーの語学学校を3校見学し、体験レッスンまで受けて「ここにしよう」と心の中では決めていたほどです。

それでも最終的に選んだのは、オーストラリアではなくマルタでした。

この記事では、その決断に至った理由を、費用・ビザ・期間という現実的な軸で整理してお伝えします。

オーストラリア留学を諦めた最大の理由:学生ビザの壁

シドニー語学学校

最大のネックとなったのは、学生ビザの取得難易度でした。

6か月〜1年の長期留学を考えていた私にとって、40代後半で語学留学の学生ビザを取得するのは、2023年当時ですらかなりハードルが高いと言われていました。しかも現在は、さらに条件が厳しくなっているとも言われています。

そこでエージェントから提案されたのが、「語学学校1年→MBAスクール3年」という長期プランでした。キャリア形成の観点では説得力がある一方、現実的には次のような不安がありました。

  • 費用が大幅に増える
  • 滞在期間が4年に延びる
  • 帰国後のキャリアが不透明になる

「帰国後に仕事は見つかるのか」「離職期間が長くなっても大丈夫なのか」——現実的に考えれば考えるほど、オーストラリア留学の決断は難しくなっていきました。

そんなときに出会ったのが、マルタ留学という選択肢です。

マルタ留学が「現実的に選べるベストな選択肢」だった理由

マルタ空港

マルタは、オーストラリアと同水準の学費・生活費で留学できるうえに、次のようなメリットがありました。

  • EU圏の中でも治安が良い
  • ヨーロッパ各国へ旅行しやすいロケーション
  • 語学留学の学生ビザが比較的取得しやすい

もちろん、懸念点もありました。

  • イタリアに近いマルタで、英語力はきちんと身につくのか
  • 語学学校の質はどうか
  • 日本からの直行便がなく、すぐには帰国できない
  • 知り合いが一人もいない

それでも、「学生ビザが問題なく取れる」という最大の利点と、「ヨーロッパ旅行を楽しめる環境」が、最後の一押しになりました。

結果として、マルタ留学は私にとって「現実的に選べるベストな選択肢」だったと、今振り返っても思います。


【比較表】オーストラリア留学 vs マルタ留学(40代目線)

比較項目オーストラリアマルタ
学生ビザの取りやすさ(40代)ハードルが高い傾向比較的取得しやすい
学費・生活費の目安高め同水準〜やや抑えめ
治安良好EU圏内でも良好
ヨーロッパ周遊のしやすさ△◎(フライト2〜3時間)
日本直行便ありなし
長期プラン(進学含む)MBA進学などで4年規模も語学留学単体で完結しやすい



決め手は「旅行しやすさ」。マルタから巡った8カ国

マルタ航空の飛行機

マルタ留学最大のメリットは、なんといってもヨーロッパ旅行のしやすさです。

マルタはEU加盟国かつ地中海に位置しているため、フライト2〜3時間、LCCで航空券も安く、週末旅行が気軽に楽しめます。

半年の滞在中、実際に訪れた国は以下の通りです。

  • チェコ(プラハ)
  • オーストリア(ウィーン)
  • ハンガリー(ブダペスト)
  • イタリア(フィレンツェ・ピサ)
  • ギリシャ(アテネ・エギナ島)
  • ポルトガル(ポルト)
  • スペイン(セビージャ・アルハンブラ・バルセロナ)
  • トルコ(イスタンブール)

学校によっては4週間ごとに休暇が取れるプランもあり、これもマルタ留学ならではの大きな魅力です。
若い頃のような「詰め込み旅行」ではなく、”ゆっくり味わう旅”ができたことは、心に大きな余白を与えてくれました。

よくある質問(FAQ)

Q. 40代でも語学留学の学生ビザは取れますか?

A. 国によって難易度は大きく異なります。オーストラリアは年齢が上がるほど審査が厳しくなる傾向がある一方、マルタは比較的取得しやすいとされています。最新の条件は必ず在外公館やエージェントで確認しましょう。

Q. マルタ留学とオーストラリア留学、費用はどちらが安い?

A. 学校やコース内容にもよりますが、総額としてはほぼ同水準になるケースが多いです。ただし、長期プラン(進学含む)を組む場合はオーストラリアの方が総額が膨らみやすい傾向があります。

Q. 直行便がないマルタでも問題なく生活できますか?

A. 乗り継ぎは必要ですが、ヨーロッパのハブ空港を経由すればアクセス自体は難しくありません。むしろ滞在中はヨーロッパ周遊のしやすさというメリットの方が大きく感じられました。


まとめ:留学先選びは「憧れ」より「現実的に続けられる条件」で

スリーマから見たバレッタ

オーストラリアへの憧れは、今でも消えていません。それでも、40代という年齢、学生ビザの現実、帰国後のキャリアまで見据えたとき、マルタという選択肢は、私にとって最も納得のいく決断でした。

留学先選びに迷っている方には、こう伝えたいです。

「どこに行きたいか」だけでなく、「どこなら現実的に続けられるか」で選ぶこと。

その視点が、後悔しない留学先選びの鍵になります。

マルタ留学のリアルな体験談(英語力の伸び方・現地生活・人間関係の変化)は、姉妹記事「マルタ留学は意味ない?40代女性が半年で気づいた本当の価値」で詳しく紹介しています。