日本からはフィジーへは、成田空港から直行便で約9時間。
夜の22時頃出発のフライトなので、仕事終わりに空港へ向かい飛行機のなかで寝て
目が覚めたころには、まぶしい太陽と明るい笑顔で迎えてくれる常夏の楽園フィジーに到着!
香港・シンガポール・オーストラリア経由のトランジットよりも
寝ている間に非日常の世界へ連れて行ってくれる直行便が断然おすすめです!
時差はフィジーの方が3時間ほど進んでおり、サマータイムは4時間進んでいます。
日本路線の搭乗客は日本人がほとんどで、他にはオーストラリア系らしき欧米人や
日本でトランジットする中国人、そして少しのフィジー人というバランスでした。
フィジーエアウェイズってどんな感じ?
日系航空会社とのアライアンスは?
2018年にワンワールドの「コネクトパートナー」になり、2019年からJALとのコードシェアをはじめました。
ワンワールドコネクトという提携方式が新しいですし、コロナの影響で今後変わっていくことと思いますが
2020年初めに搭乗した際に受けられたサービスは、以下の通りでした。
機内食はどんな感じ?
日本路線は成田空港発着のみで、2018年から2020年初めまでのスケジュールはすべて夜出発の1便です。
行き: 21:25成田発/翌朝8:55ナンディ着
帰り: 13:15ナンディ発/19:30成田着
成田⇔ナンディ間では食事が2回提供されるのですが、機内食はふつうにおいしいですよ。
とある日の帰国便の昼食
お水はもちろんフィジーウォーターですが、残念ながらペットボトル丸々一本はもらえないんです。
都度お願いしてコップに入れてもらいます。
フィジーウォーターはアメリカのセレブから人気がでたミネラルウォーターで、まろやかでおいしいんです。
日本でもネットなどで買えますが、価格は現地の2倍しますね。
アルコールはビールとワイン。(日本産ビールも提供あり)
フィジー産ビールといえば「Fiji Beer」。ロゴがかわくて特にフィジービターのボトルはおしゃれです。
ワインはオーストラリア産だったかな。まぁまぁです。
アメニティや機内映画は?
アメニティはフィジーの伝統模様であるブラ柄の枕とコットンブランケット、ヘッドフォンの提供。
オレンジとサーモンピンクの間のようないい感じのニュアンスカラーのブランケット、持って帰りたかった!
座席は2席・4席・2席のシートで繁忙期でなければそれほど混雑していないので、
空いている時は2席使わせてもらったりと混雑状況によってはゆったりと過ごせます。
機内映画もそれなりに揃っていてハリウッド映画やアジア映画もありますが
フィジーの人口の半数近くがインド系であるせいか、インド映画が豊富でした。
ハリウッド映画とか日本人にとって見慣れている映画は少し古い映画が多かったかな。
また、日本語字幕があるものは少なくて中国語字幕が多いです。
日本人クルーはいる?
フィジー人の男性クルーと女性クルーが半々くらいです。
日本人のキャビンアテンダントはいませんが、
日本路線には通訳などのサポート業務を行っている日本人の方が必ず搭乗してくれています。
そのため日本語でのアナウンスも流れますし、困ったことがあったら
クルーと同じブラ柄の制服をきている日本人スタッフさんに相談してみてください。
言葉の面で心配がある方やこれからフィジー留学する方なども安心して搭乗できますよ。
フィジーへの持込み禁止品に注意
これ、大事です!
フィジーは税関が厳しいんです。南国ってゆるゆるのイメージがありますが、フィジーは違います。
基本的にスーツケースを開けるよう要求されると思って訪問したほうが気が楽です。
ナンディ空港に到着後、入国審査でパスポートにスタンプをもらったらスーツケースを受け取り
税関申告書を片手に持ち、もう一方の手でスーツケースやカバンをX線に通し、
「ようやく太陽の元に出れるー!」とウキウキしていたら、「こっちの部屋へ」と呼び止められたのです。
そして、手元のバックに入れていたちょっと高めのリンゴ。
おやつに食べようと思って持っていたのを忘れていました…
これを持っていたがために、なんと罰金400FJD(≒24,000円)‼
24,000円あれば1日クルーズ行ってそのあとは豪華な夜ご飯食べれたのに…
まだフィジードルも手元になかったので、空港内にある銀行で両替し書類にサインし、泣く泣く支払いました。
まぁ、税関申告書の「食品持込していますか?」の質問に「NO」とチェックしていた私がいけないのですが…
彼らも自国の生態系を守るために行っていることですので、
機内で配布される税関申告書の裏面に書いてある食品持込の有無については
何かしらの食品をひとつでも持っていたら正直に「YES」と回答しましょう。(機内アナウンスでも案内あり)
肉類や卵類の入っていないお菓子などであれば問題ないはずです。