フィジーで2番目に大きいバヌアレブ島はナンディ空港から国内線で1時間ほど。
砂糖生産の盛んな「Labasa」とリゾート開発が進む「Savusavu」の2つが主要な町です。
ビチレブ島に比べ太古の自然が残る素朴なバヌアレブ島では、素敵なフィジアン達と時間を共有するなかで
「あれこれ心配せずに、今をいかに楽しむか」ということを教えてもらったような気がします。
サブサブタウンには何がある?
近所のフィジアンが買物に行くというので、一緒に連れて行ってもらうことに!
大きなココナッツの木がそびえ立ち、まるでジュラシックパークのような美しい自然を眺めながら
ローカルバスに乗ってサブサブタウンに行ってみます。
1本道沿いに銀行・スーパー・洋服屋・パン屋・雑貨屋などの多数の商店などが並ぶサブサブタウン。
みんなの生活拠点です。
まずは、ファーマーズマーケットへ案内してもらいます。
大自然の恵みを受けた大きな野菜たちが並びます。
サブサブタウン前の海はビーチではないので泳ぐことはできませんが、
コプラ シェド マリーナ沿いが遊歩道のように整備されており、
子供の遊び場・市場・カフェレストラン・バスターミナルなどがあります。
そして、マリーナの向いには美しい海を望みながらゆっくりできるレストランカフェ、
フィジーエアウェイズの店舗や両替所などが入るおしゃれな建物もあります。
中にはアートショップなど。
これなんだと思いますか?
湧き水?水たまり?
いや、岩のほうに目が行ってしまう方も多いかもしれません…
実はこれ温泉なんです。
サブサブホットスプリングという名前もついていますが、人が入浴するような大きな温泉ではなく
地元の方はここでお芋をゆでたりするそうです。温度は100℃はあるような感じでボコボコ湧き出ていて
モクモクと煙も出ていました。(写真だとわかりづらいと思います)
そして近くには、「サブサブホットスプリングスホテル」というホテルもあり、
お部屋からはサブサブの海を眺めることができます。
一緒にいったフィジアンが携帯電話の支払いをするといって入ったお店。
電化製品から生活雑貨までなんでも揃うデパートのような感じです。と言っても平屋ですが…
サブサブタウンにはこういったお店も2件ほどあり、こちらはやたらきれいで明るいので新しいお店だと思います。
それにしても、商品の購入方法にはびっくりしました。
フィジーでは、高額商品は分割払いで購入し後日現金で支払うためにわざわざ店を訪れるんですね。
にもかかわらず、QRコードによる電子支払いのシステム導入が始まっていたという不思議さ…
近代的なテクノロジー文化がサブサブにも押し寄せていることと人々の生活水準の違いに矛盾を感じます。
浜辺でピクニック
なんとありがたいことにフィジアン達のピクニックに参加させてもらうことになりました。
お金を出し合ってチキンなどの食材を購入し、子供たちと一緒にパーティです。
ローストチキン、タロイモ、キャッサバ、野菜のココナッツミルク煮など。
そう、フィジーの伝統料理「ロボ」です。
余計な添加物などが入っていないから体に優しいし、
じっくり火を通しているからシンプルで素材の味が生きていておいしいんです。
浜辺にあるココナッツの木から取り立てのフレッシュなココナッツウォーターをいただき
波の音を聞きながらフィジー料理を堪能しました。
お腹がいっぱいになったら子供たちは海へ。
浅瀬でも海の中はごつごつしている場所もあり、私にとっては足つぼ並みに痛かったですが
フィジアンにとってはへっちゃらです。
子供がどこかでケガして足から血を出ていても本人は笑っているし、ママも全く気にしていない、
なんてたくましい!
昔の日本もそうだったよなぁ…
一緒に海で遊んだり、バトミントンをしたり、いつでもどんなことでも笑っていて
本当に楽しそうに過ごす子供たち。
たくさんのパワーをもらいました。
サブサブでの楽しみは大自然。
カヤックツアーなどもあるし、ドイツから来ていた旅行者は山を廻っていると言ってました。
手つかずの大自然に身を置き、静かに自分と向う貴重な時間。
絶対何かを感じるはず!
そうそう、ナンディよりも蚊が強力です。
めちゃくちゃ刺されて腫れて大変でした。
ぜひ、蚊よけスプレーとかゆみ止め薬は持って行ってくださいね。