ハノイはベトナムの政治の都市であり、ホーチミンとはまた違う昔ながらのベトナムの姿が残る都市。
そして、ハノイといえば世界遺産の「ハロン湾」。
ハノイの旅行情報を探すと必ず最初に出てくるはず。
一度は行ってみたかったハロン湾に行くために私が参加したのは
Velrtaのシーフードランチ付きクルーズツアー(95USD)。
自力で行くより断然日帰りバスツアーが便利で、丸1日を1人でも楽しく過ごすことができました。
ホテルに集合
当日の集合場所として指定されたのはヒルトンハノイオペラ。
ホアンキエム湖の南東にあり、とても分かりやすい場所にあります。
そして、その隣にある「オペラ歌劇場(Hanoi Opera House)」がこちら。
フランスの植民地時代にパリのオペラ座を倣って作られたとっても美しい建物です。
ロンティエン寺
ハノイ中心部をでて高速道路を長い時間走り、
まずはハロン湾に近いホンガイ地区にある「ロンティエン寺(Long Tien Pagoda)」に到着。
「ハ・ロン」とは「龍が降りる」という意味であり、ここはハロン湾の名前の由来にもなった
龍が降り立った場所と言われているそうです。
奥に見えるお寺の中では、中華系のお寺でよく見る金色の煌びやかな仏像たちや
中国語で書かれた文字を見ることができます。
ハロン市場
ロンティエン寺から徒歩で移動できるこちらの「ハロンマーケット」。
こちらでお手洗い休憩をしつつ、買い物もできます。
ベトナムのどの都市にもある典型的なベトナムの市場でごちゃごちゃ感たっぷりです。
観光地にある市場は観光客用の価格をつけるので、しっかり交渉しましょう。
東京近郊では値引き交渉の文化がないので慣れない方も多いと思いますが
ちょっとした遊び気分で値引き交渉をしてみると楽しいですよ。
ハロン湾クルーズ
だいふ海に近づいてきました。
バイクの2人乗りってベトナムらしい光景ですよね。
ようやく到着です。ハノイ中心部を離れて3時間ほどかかったと思います。
船の中に案内されると素敵なテーブルセッティングが。
たくさんのシーフード料理が出てきておいしいベトナム料理を味わいながら沖へ出ていきます。
ビールももちろんありますよ。
たくさんの観光船とすれ違いますが、波が穏やかなので船が揺れたり船酔いすることもありません。
ハロン湾には大小2,000もの奇岩があり、その間をぬうようにゆっくりとクルーズしていくのですが
ただただ、目のまえに現れる壮大な景色に圧倒されるばかりです。
また、現在もハロン湾で水上生活を送っている村があり、その方たちの生活を垣間見ることもできます。
たっぷり時間をかけてクルーズしてくれるので、日本では見ることのできない
水墨画の世界のような自然美です。
ハロン湾に来てがっかりする人もいるようですが、私はこの景色を見て「来てよかった!」と感じました。
ティエンクン鍾乳洞
さらに、クルーズの途中に島に立ち寄り、いくつかある鍾乳洞のうちのひとつである
「ティエンクン鍾乳洞(Thien Cung Cave)」見学へ。
長い階段を上り洞窟の中へ入っていくと、壮大な世界が広がります。
これまで沖縄にある鍾乳洞しか見たことしかなかったのですが、
こちらの鍾乳洞は規模が大きくライトアップなどもされています。
鍾乳洞の隙間から太陽光が差し込む場所はとっても神秘的でした。
洞窟を出たところから見たハロン湾。
クルーズを終え、港に戻ってきました。
強い日差しと歩き疲れた私たち参加者は、帰りのバス車内で気持ちよく寝てしまい、
ハノイ中心部に戻ってきたころにはすっかり暗くなっていました。
ハロン湾クルーズツアーには、船上に宿泊する1泊2日ツアーやカヤック体験などもあるので、
朝陽が登る姿や夕陽が沈む姿など、より幻想的なハロン湾の景色を眺めることができるはずです。
ハノイに行くならやっぱりおすすめしたい、ここにしかない景色でした。