みんな大好き!崎陽軒のシウマイ弁当

グルメ

ご飯を作るのが面倒くさい…
そうだ!お弁当買って帰ろう!
と、いそいそと向かった崎陽軒のお弁当コーナー

着いたら「本日売り切れ」

別の日にリベンジしたら「本日売り切れ」

閉店まであと1~2時間あるにも拘らず、崎陽軒のお弁当はたいがい売り切れのことが多いんです。

それは余剰在庫を作らないようにしているからだそう。
とてもいい心がけですね。

ということで、どうしても食べたくなってしまった私が、ついに購入できた喜びとともに、
まだそのおいしさを知らない方にシウマイ弁当の魅力をご紹介したいと思います。

 

崎陽軒って?

横浜市民や東京・神奈川近郊の方にとって「崎陽軒=シウマイ弁当」というほど定着しているお弁当。
1954年に横浜名物として誕生しました。

私にとっては子供のころから当たり前すぎてあまり意識していませんでしたが、
「しゅうまい」ではなく「シウマイ」というのがミソ。
なんでも創業者の方の訛りによって「シウマイ」になったそう。

どんなお弁当でも冷めてもおいしいということが重要なポイントですが、シウマイ弁当は冷めてもおいしいし、
人気があって回転が早いせいか、わりとややほかほかのお弁当が手に入るので、なおおいしいです!

しかも、お値段税込860円!!

昔から知っている私としては、「また値上がりかぁ~」「シウマイちっちゃくなったな~」という気持ちもありますが
他のお弁当の相場が1,000円なのに860円でこのクオリティとヘルシーさはありがたいレベルです。

崎陽軒は弁当事業が主ですが、横浜駅東口などにある中華レストランもおいしいメニューが揃ってますよ。

 

歴史を感じる包装紙

先日、上野駅で購入したシウマイ弁当は何かが違っていました。
いつもの紐がないんです…

よくよく見ると東京工場製。
東京にも工場があるとは、いつの間に全国区になっていたんだ!

どうやら東京工場で作られたシウマイ弁当は紐がなくプラスティックのフイルムで包装してあるだけのようです。

こちらがいつものシウマイ弁当。
昔ながらの紐がかかっていて開くときにワクワクします。

中身は当然のことながら同じでした。

しいていえば、包装形態の違いでしょうか、たまたまでしょうか…
なんとなーく、横浜工場製のほうがご飯がおいしく感じられました

紐タイプのほうが空気の逃げ道があって経木の効果がより高いのかな???
フィルムタイプのほうが密閉間が強い気がします。

とはいえ、どちらもご飯は他のメーカーのお弁当に比べてべらぼうにおいしいことは間違いないです!

 

醤油ケースには思い出が詰まってる

シウマイ弁当に入っている醤油は、昔は磁器製の瓶にコルクで蓋がしてあるひょうたん型の容器に入っていました。

「ひょうちゃん」という名前もついていて、いろんな表情のひょうちゃんがあるので
祖父や祖母がお出かけ帰りに買ってきてくれた時は、
新しいひょうちゃんを集めることが楽しかったです。

時代は変わり、現在はプラスティック製の容器に入っていますが、
周年祭などのイベントなどで、時々オリジナルのひょうちゃんが誕生するようです。

 

工場見学でもっと奥深く知る

横浜市都筑区にある崎陽軒の横浜工場では無料で見学もできるんです。

歴代のひょうちゃんやお弁当作りを見学したり試食までできるなんて、行くしかないですね!

ですが、残念ながら現在はコロナウィルスの影響で見学を中止しているので、
状況がよくなったら懐かしいひょうちゃんに会いに行ってみたいです。

 

シウマイ弁当のおかずは主役ぞろい

シウマイ弁当のカロリーは771㎉。
渋い色味のおじさんぽいお弁当は決して華やかさはありません

しかし、ひとつひとつのアイテムがそれぞれいい味を出していて、それでいて全体のバランスが取れています。
食べている途中でも食べ終わっても「あ~おいしかった!」と満足感に浸れる素晴らしさ。

これぞ、多くの人に愛されるシウマイ弁当の最大の魅力。

私の好きなランキングはこんな感じです。

1位 筍煮
甘醤油味の筍の煮物。
シャリシャリとした歯ごたえとうま味があり白いご飯に合う!
これだけをザーサイのように瓶詰して販売したら売れると思うな。

2位 鮪の漬け焼き
シウマイ弁当のアイテムの中で1番塩気が強いおかず
魚の臭みは全くないのに旨味はちゃんと残っていて、ご飯をおかわりしたくなる味。
ちょっとパサっとしてるところが、かえってかみごたえがあってハマっていくおいしさ。

3位 鶏唐揚げ
小ぶりの鳥唐揚げはしっとりめ。醤油やみりんなど下味がお肉にしっかり染み込んだ家庭の味。
市販のお弁当に入っている唐揚げは油ギトギトでもたれそうなものが多いけど、
これは絶対もたれないし、もう一個食べたいと思わせる

4位 俵型ご飯
市販のお弁当の白いご飯は、ぽそぽそしていたり、古いお米だろうなと思わせるような匂いがしたり
あまり美味しいと感じる駅弁は少ないけれど、崎陽軒のご飯はお米の甘さやもちもち感がしっかりあって超おいしい!

その秘密は蒸気で炊き上げているからしいけど、もち米を混ぜているんじゃないかと思わせる。

弁当箱代わりに敷いてある経木の香りがご飯にほんのり移っていて、これまたおいしさを引き出してる
経木には殺菌作用もあるし、経木のあるなしでご飯のおいしさが違うはず。
昔の人は理に適うことを考えだして凄いなぁ。

5位 あんず
最後のデザートにとっておく大事なアイテム。柔らかくて甘酸っぱくてお口直しに最適。

6位 シウマイ
年々、小ぶりになっていくしゅうまい。
小ぶりだけどお肉の旨味がぎゅっと詰まったシウマイにはホタテ貝柱が使われているので
お醤油や辛子なしでもおいしく、ほどよく脂身の残るメインのおかず。

7位 青梅
カリカリ青梅のさっぱりとした酸味と塩味はあんず同様にお口直しになくてはならない存在。

その他は同位
昆布と紅生姜;昆布は甘めの柔らか昆布。最後に生姜と昆布を混ぜて俵ごはんと一緒に食べる。
かまぼこ;やや柔らかめだけど、かまぼこ自体にしっかり魚の練り物の味がある。
卵焼き;柔らかくほんのりと甘い卵焼き。嫌いな人はいないはず。

さてさて、あなたの好きなおかずの順番はどんな感じ?

 

シウマイ弁当以外はどうなの?

実は子供のころから崎陽軒を知っているわりに、シウマイ弁当とシウマイ以外は食べたことがありませんでした。

そもそも、中華もしゅうまいもあまり好きじゃないんです。
だけど、シウマイ弁当は好き

そんな私ですが、今回ブログでご紹介するので別のメニューを初めて食べてみました。
それは炒飯弁当です!(税込890円)

大好きな筍煮も4つ入ってて嬉しいし、白飯だけでなくチャーハンにも合うんですね。
唐揚げも2つも入っていて大満足です。
後ろに隠れている塩焼きそばもおいしかった。もう少し焼きそばをふやしてほしいな。

肝心の炒飯のお味ですが、シウマイ弁当と同じくもちもちでした!ご飯がやっぱり美味しいです!
結構、色の濃い炒飯だったので味濃いめかなと思ったのですが、濃すぎずちょうどいい味付です。

炒飯の具は、卵・焼豚・グリーンピースと、とってもシンプル。
入っている焼豚がそぼろ並みに小さいですが、しっかりお肉の味がして旨みがぎゅっとつまっているし、
グリーンピースもちゃんとお豆の味がしていいサポートをしてます。

シウマイ弁当とおなじく冷めて美味しいパラパラもっちり炒飯でした。
この炒飯のおいしさはハマるかも!

 

多くの人が一度は食べたことがあるシウマイ弁当。
家族や友達と一緒に食べながらランキングつけすると、きっと会話も弾んでお家時間も楽しくなりますよ!

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